「億男」という本を読みました。おもしろかったです。
億男という本を読みました。
宝くじで3億円当たった男の物語です。
僕なら何に使うかなぁ。とりあえず両親と弟と嫁を無理やり旅行に連れていきます。その後は実家に帰ってゆっくり考えます(笑)
主人公は3億円当たったのですが、あまりの大金だったので困り果てます。悩んだ主人公が15年会っていなかった親友に相談しに行くところから物語が始まります。
相談を受けてくれていたはずの15年ぶりに会った親友は、3億円を持って忽然と消えてしまいます。え、、、という感じです。主人公呆然。
親友はなぜお金を持って消えたのか。お金があれば本当に幸せになれるのか。という事を考えながら1ヶ月間、親友に関連する人を訪ね歩いて親友を探すというストーリーでした。
セクションが綺麗に別れており、とても読みやすい小説です。親友の独特なキャラクターにも惹き込まれました。
「宝くじ当たったら〇〇がしたい」とかお母さんがたまに言ってましたが、実際に目の前に3億あったらゆっくり考えないと変な使い方で終わりますよね。
よく「宝くじ〇〇千万円あたったけどすぐなくなって人生終わりかけています」みたいな2チャンネルの記事がありますよね。
世界一周旅行に行ってみたいなぁ。
海外で暮らしたいなぁ。
でっかい家を買いたいなぁ。
というような話をテレビや漫画でよく見ます。
確かにどれもいいなぁとは思いますが、それを達成した後に虚しい気持ちになりそうで、どれも僕はパッとしません。
とりあえず周りの人のためにザーっと使いそうですが、使えても1億くらいな気がします。その後は全く想像できません(笑)物欲なさすぎますね。
普段3億円当たったらどうしようなんて全く考えないので考えるいい機会になりました。
すぐ読める小説なのでお勧めです。