大きい会社で働いていた時にツラかったこと。調整に時間がかかりすぎる。
僕は新卒で大きい会社に入社して2年で自主退職しました。大きい会社で働いていてツラいことの中から「調整に時間がかかりすぎる」あるあるをまとめました。
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調整にかなりの時間をとられる。
おそらく人数の多い企業で働いている方は経験した事があると思いますが、調整ばかりに時間がとられていて全然仕事が進まない。いろんな人に「お伺い」をたてる必要がいっぱい出てきます。
新しいプロジェクトを始める時
- いろんな部署や人に「お伺い」が必要
- 誰に「お伺い」を立てるか自部署で作戦会議
- 説明の場をつくるためにその方達と日程調整
- 説明の場で使用する資料内容を直属の先輩&上司へレビュー
- 自部署の全員の前でレビューするために日程調整
- 自部署全員の前でレビュー
- 「お伺い」を立てるための説明会
- 自部署で反省会
- 納得して頂けなかった方向けに説明等
スタートラインに立つためだけに、これだけの調整が必要なんて...
いやいや「プロジェクトを完了させる事」を最大の目的にしたいのに、「偉い人のメンツや自部署の被害を減らす事」にとても注意しないといけないという大きい会社の悪しき風習に巻き込まれてしまっているじゃないですか。
これじゃあ新しい事を始めたがる人はどんどん減るのは当たり前ですよね。
調整を頑張ってこなしてプロジェクトを開始させても、「調整」に対してやりがいなんて感じた事がありません。
歩いて数歩の所にいる人にメールを送らないといけない。
なんの時間の無駄なの?という感じです。「宛先に他部署の人」「CCに上司と先輩」「BCCに自分と同じ部署のちょっと重要な人物」という具合にメールを送信していました。
これも「お伺い」の一種ですが「言った言わない」を防止するためにも有効的だと教わりました。
一緒の会社で近くの席に座っているんだから「言った言わないを防止」するためにメールで証拠を残さなくていいじゃん。。。と当時の僕は思っていました。
こんなに近くで働いているのに敵になるかもしれないの?とプチパニックでした。こんなに近くに座っているんだから直接「こんな感じでいくね!」と認識を合わせて働きたいものです。
「仕事は楽しくないのが当たり前」は本当なの?
本当に「仕事って楽しくないなぁ」と感じていた僕です。「仕事は楽しくないのが当たり前」といった内容の書籍を読んだ事がありますが、僕は納得できません。ただの諦めにしか聞こえません。
40年くらいは働かなければいけないのに、楽しくないのが当たり前なんて悲しすぎる。「やりたい事を貫いて生きていけなくなったたら死ぬ」ぐらいの勢いで生きたい!
「男は嫁と子供の生活を守らなければいけない」といくら言われても、感情を殺して働き続ける旦那ではいたくない!
こんなツラい事を考えながら働いていました(;´Д`)
多分世の中のサラリーマンは一度は同じようなことを考えた事ありますよね。。。
調整ができる人=優秀。
「調整に時間がかかり過ぎ、無駄な時間を過ごしすぎていて、楽しく働けない」みたいな内容のことをツラツラ書きました。
しかし大きい会社では「調整ができる人=優秀な人」という風潮がありました。小さい会社でもこれは当てはまるはずです。
調整ってそんなに大切なのかなぁと思ってしまう僕は、思いついたことは周りの数人にパッと聞いてみて賛成してくれたらサッとやっちゃう人間です。摩擦おこりまくりの喧嘩しまくりです(笑)
自分が少しワクワクできて会社の利益も上がるなら、多少の摩擦なんて全然ウェルカムだよ!という会社でしか働けません。
「これくらい割り切って考えている僕は人の下ではなかなか気持ち良く働けないんだろうなぁ」と思っているので、近い将来独立するためにベンチャー企業で日々自分の武器を増やしながら攻撃力を高めています(笑)
武器もお金も持たずに、会社を飛び出して独立する勇気はもっていなくて良かったです。