「ピアノの森」こんなに感動したマンガは初めてでした。

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「ピアノの森」という漫画をゴールデンウイークの2日間を使って読みました。本気で感動しました!漫画でこんなに感動したのは初めてです。泣きそうでした。

読もうと思ったきっかけ。

人ごみが大嫌いな僕はゴールデンウィークに大型ショッピングモールや観光名所に行く度胸がないので、家で好きな音楽を読みながらゆっくり漫画を読もうと思っていました。

「ピアノの森」を選んだのは、最終巻の26巻が発売された時に2ちゃんねるで絶賛されていた記事を読んだ事があり、ずっと気になって読んでみたいなぁと思っていたので今回選びました。

ストーリーは王道。

ストーリーはわかりやすい王道です。一ノ瀬海(いちのせかい)という生まれが貧しい少年が頑張って努力を重ねて成功するという内容です。

とても貧しく悪質な環境で3歳から森に捨ててあったピアノと共に育った海(かい)が、過去に一世を風靡したピアニストである小学校の音楽の先生や、生涯ライバルとなる育ちのいい少年である雨宮修平(あまみやしゅうへい)と出会い、数々の壁を努力しながら乗り越えピアノで食べていける事を目指して成長していくお話しです。

タイトルに「ピアノの森」と名付けるほど「森に捨ててあり海以外に弾けないピアノ」がこの漫画の肝になります。

ミドコロは天才型の主人公と努力型のライバル。

どんな酷い環境で貧しくても、決してその環境のせいで自分の夢を諦める事をしない主人公。この主人公は努力もしますが天才型なんです。そしてその主人公と出会い、関わる事で変化していく登場人物達。登場人物の代表者である雨宮修平は、育ちは完璧なんですが主人公ほど天才型ではなく努力型のライバルとして常に主人公と競います。

普通は「天才型のライバルに努力型の主人公が、汗と涙を流しながら努力して勝利する」というのが王道ストーリーですがこの漫画は逆です。

登場人物1人1人にとても特徴があります。ヒール役のライバル達まで主人公と一緒に成長していて、結局ヒール役なんていなくなります。王道マンガなのにヒール役まで幸せになるので全く後味が悪くありません。僕は「便所姫」という少女のストーリーが大好きです。

最終的にハッピーエンドで終わるマンガなのでとても気持ち良く読み終える事ができます。

TSUTAYAで全巻借りて読破したのに、購入してしまいました。

僕は家にできるだけ本を置かない努力をしています。読んでいる漫画は大量にありますが、家に集めているのは「ONE PIECE」と「キングダム」だけです。 

 

この2つのマンガは「自分の子供にも絶対に読ませたい!」と一生思えるマンガだと思っているので集めています。

「ピアノの森」も絶対に自分の子供に読ませたいと思えたので、せっかくTSUTAYAで全巻借りて読破したのにすぐにネットで購入してしまいました(笑)大人買いってやつですね。

「ピアノの森」ももちろんですが「ワンピース」「キングダム」は絶対に読むべきマンガだと思うのでもし読んだ事がない人は絶対に読んでみてください。